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痛みの用語辞典

あ行

アメリカ精神医学会の疾病分類
アメリカ精神医学会(精神医学に関するアメリカの研究組織)が作成した、世界に非常に広く用いられている精神疾患に関する分類・診断マニュアルの『精神疾患の診断・統計マニュアル』による分類のこと。
アメリカ糖尿病学会
糖尿病に関してさまざまな方面で活躍する研究者や医療スタッフが情報交換するアメリカの研究組織のこと。
アラキドン酸
不飽和脂肪酸のひとつであり、必須脂肪酸である。細胞膜中に存在し、なかでも脳に多く含まれている。
炎症反応や免疫反応などに関与する経路にかかわる物質でもある。
≪図 炎症・痛みの発生経路≫
アルドース還元酵素阻害薬
ブドウ糖を、神経障害を起こすとされている原因物質(ソルビトールと呼ばれる糖類の一種)に変換するアルドース還元酵素の働きを阻害して、糖尿病性神経障害の原因となる細胞内へのソルビトール蓄積を抑制する薬剤のこと。
アロディニア
異痛症ともいう。痛みを発生しない軽い、触れるだけのような刺激でも痛みが引き起こされること。

イオンチャネル
細胞の生体膜(細胞膜や内膜など)にあるタンパク質の一種で、受動的にイオンを通すゲート(チャネル)の役割を持っている。
≪図 イオンチャネル≫

イオンの選択性により、カリウムチャネル、ナトリウムチャネル、カルシウムチャネルなどがある。

異常感覚
じんじんする、びりびりするなどと表現されるしびれなどの痛み以外の不快で異常な感覚や、本来感じるはずの感覚を別の感覚として感じる(たとえば、冷たく感じるはずが、熱く感じるなど)こと。
医療用麻薬
法律で医療用に使用が許可されている麻薬のこと。オピオイド鎮痛薬というグループに分類される。

運動器疾患
運動器とは、骨、関節、筋肉、運動のための神経などの総称であり、これらの運動器に何らかの障害がおきるのが運動器疾患である。
運動神経
遠心性神経のひとつ。身体や内臓の筋肉(骨格筋)の動きを支配している末梢神経のこと。中枢神経からの命令(情報)を筋肉に伝える。(⇒「神経系」・「末梢神経」参照)

炎症
生体が何らかの有害な刺激を受けた時に起こる防御反応のこと。炎症が起こった時には、炎症部分が赤くなる・熱を持つ・腫れる・むくむ・痛むといった反応(炎症反応)が起きる。

オピオイド
オピオイド受容体に作用して強い鎮痛作用を示す医療用麻薬のこと。
(⇒「受容体」参照)
温覚鈍麻
温度に対する感覚が低下していること。温度覚鈍麻ともいう。
総監修:
日本大学総合科学研究所 教授 小川 節郎 先生