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三叉神経痛監修:日本大学総合科学研究所 
教授 小川 節郎 先生

三叉神経痛とは

三叉神経は目、上あご、下あごに向けて3つに分かれている

「三叉神経(さんさ しんけい)」とは、頭部と顔面を支配する、脳神経の中で一番太い神経です。顔の感覚を脳に伝える神経で、脳から出て目、上あご、下あごに向けて3つに分かれて伸びているため、「三叉」神経と呼ばれています。片頭痛は三叉神経が関係していると考えられています。

三叉神経痛とは、いわゆる「顔面神経痛」のことで、顔面に「突き刺すような」あるいは「電気が走るような」激痛があらわれます。「この世で最悪の痛み」ともいわれ、痛みが原因でうつ状態になったり、体力を消耗させたりすることもあります。
血管などが三叉神経を圧迫することで起こるとされており、歯磨きや洗顔、ひげそり、喫煙などの動作が引き金になって痛みが生じることが多く見られます。痛みは数秒続いた後、一時的におさまりますが、その後何度か繰り返され、通常は数分以内におさまります。
40歳以降に多い症状で、年齢とともに増加し1)、女性は男性の2倍の頻度で発症する傾向があります2)

  • 1) Bennetto, L. et al.:BMJ 334(7586):201, 2007
  • 2) Katusic, S. et al.:Ann Neurol 27(1):89, 1990
総監修:
日本大学総合科学研究所 教授 小川 節郎 先生